1億円の公共工事受注を決断した、私の本当の想い
建設業界で働いていると、「元請けになりたい」「下請けから脱却したい」という言葉を耳にすることがあります。
しかし、私はまず最初にお伝えしたいことがあります。
下請けが悪いわけではありません。
むしろ、全国の現場で汗を流し、日本のインフラや暮らしを支えているのは、多くの下請け企業の皆さんです。
私自身も長年、下請けとして仕事をしてきました。
だからこそ、下請けという仕事の大変さも、誇りも、価値も理解しているつもりです。
今回、株式会社sqcedが公共工事の元請けとして約1億円規模の工事受注に挑戦した理由は、「下請けを否定したかったから」ではありません。
その逆です。
これまで積み重ねてきた経験を活かし、さらに会社として次のステージへ進みたいと思ったからです。

元請けの都合に左右される現実
下請けの仕事は、多くの場合、元請け企業からの受注によって成り立っています。
そのため、
- 仕事量が安定しない
- 利益率を自分たちで決められない
- 急な工程変更に対応しなければならない
- 価格競争に巻き込まれる
という課題があります。
もちろん、それは元請け企業が悪いという話ではありません。
建設業界の構造上、どうしてもそうなってしまう部分があります。
しかし、会社経営者として考えた時に、「このままで社員や協力会社の未来を守り続けられるのか」という想いは年々強くなっていきました。
社員の未来を広げたい
私たちは、まだ発展途上の会社です。
だからこそ、一人ひとりの成長が会社の未来そのものです。
もし元請けとして工事を受注できるようになれば、
- より大きな案件に挑戦できる
- 利益を適切に確保できる
- 社員の待遇向上につながる
- 若い人材の育成ができる
- 地域社会へ直接貢献できる
そんな未来が見えてきます。
もちろん簡単な道ではありません。
公共工事は書類も多く、責任も大きくなります。
失敗は許されません。
だからこそ、不安もありました。
しかし挑戦しなければ、現状は変わりません。
「自社ブランド」を築きたい
私たちが目指しているのは、ただ売上を増やすことではありません。
「sqcedに頼みたい」
そう言っていただける会社になることです。
どこかの会社の下請けとして評価されるのではなく、sqcedそのものの技術力や提案力、人間力で選んでいただける企業を目指しています。
そのためには、自社で責任を持ち、自社の名前で仕事を受ける経験が必要でした。
今回の公共工事受注は、そのための大きな第一歩です。
下請け経験は、私たちの財産
元請けになったからといって、下請け時代を忘れるつもりはありません。
むしろ、下請けを経験してきたからこそ分かることがあります。
- 現場の苦労
- 職人さんの想い
- 協力会社との信頼関係
- 適正な利益の大切さ
これらは、私たちの最大の財産です。
だからこそ、もし元請けとして成長できたとしても、「協力会社が働きやすい環境を作る」という姿勢だけは絶対に変えません。
sqcedの挑戦を発信していきます
このブログシリーズでは、
成功ばかりではなく、
- 挑戦したこと
- 失敗したこと
- 悩んだこと
- 学んだこと
も含めて、リアルに発信していきたいと思います。
建設業界で未来に悩んでいる方。
下請けとして頑張っている方。
新しい挑戦を考えている経営者の方。
そんな皆様に少しでも勇気やヒントを届けられれば幸いです。
私たちsqcedもまだ道半ばです。
だからこそ、飾らず、本音で。
これからの挑戦の記録を、この場所でお伝えしていきます。
