宅建協会への入会と事務手続きに関する報告
全国宅地建物取引協会の入会審査と事務所訪問
先日、宅建協会の西尾張支部からの事務所訪問がありました。愛知県に提出した申請書と実際の事務所が一致しているか、事務所が図面通りになっているかの監査が行われました。
そして、6月6日に面接が行われ、なぜ当社が全国宅地建物取引協会を選んだのかについて尋ねられました。
全国宅地建物取引協会のHP
全国宅地建物取引協会を選んだ理由
当社が全国宅地建物取引協会を選んだ理由は多くありますが、以下の2つが主な理由です。
まず一つ目は、当社が加入している豊山町商工会からの紹介により、宅建協会の業務執行理事および政策流通委員会の委員長であり、西尾張支部の支部長、有慶不動産の鈴木さんとのご縁です。
もう一つは、全国で最も加盟店舗数が多く、ネットワーク関係や協会のサポートが充実していることです。これらの理由から、全国宅地建物取引協会は素晴らしい選択肢となりました。
愛知県への登録と営業保証金について
ご存じの方もいらっしゃいますが、不動産業を営むためには、宅建業者は高額な不動産を取り扱いますので、万が一トラブルが起こった際の損害を担保するために営業保証金として本店で1000万円、支店で500万円の負担(供託)が必要ですが、全国宅地建物取引協会への入会により、営業保証金が弁済業務保証金となります。具体的には、本店では60万円、支店では30万円の支払いとなります。この弁済業務保証金の入金が完了し、愛知県への報告がなされると、ようやく業務開始の承認が得られます。
免許取得に要した時間の経過
宅建業の免許取得には思ったよりも時間がかかっています。建設業ならば3ヶ月程度で取得できました。
私は昨年の10月に宅建士の試験に合格しました。ただし、経験が不足していたため、実務経験の講習を受け、その後、愛知県に申請して宅建士の資格証を取得しました。この過程で約3ヶ月を要しました。その後、行政書士の方々のご協力を得て、愛知県とのやり取りを行い、ついに宅建協会への加盟までたどり着きました。現在、10月から8ヶ月が経過しており、開業までの道のりはまだ長いものとなっています。