はじめに
10月26日(日)、愛知県西春日井郡の豊山町社会教育センターにて開催された「第37回 豊山町産業まつり」に、当社・株式会社sqcedが出展いたしました。今回の出展を通じて、地域の皆さまに弊社の事業内容や取り組みを知っていただくとともに、一般家庭向けの防災・省エネ機器も紹介しました。
本ブログでは、出展の背景、当日の様子、得られた手応え、そして今後の展望についてご報告いたします。

1. 出展の背景
1-1. 会社概要と事業内容
株式会社sqcedは、建築設備の修繕を主軸とする設備工事会社です。具体的には、キュービクル(受変電設備)の更新、照明のLED化、業務用空調設備、電気設備および事務所などの修繕工事、さらには不動産事業も手掛けています。これまで主にBtoB(法人向け)をメインに展開してきました。
しかしながら、地域に根ざした企業として、また地域の皆さまからの認知を深める意味でも、一般のお客さま向け商材にも取り組むことが重要と考えました。
1-2. 防災・省エネ商材への取り組み
特に最近、災害対策・省エネという観点から、一般家庭・事務所向けのソリューションニーズが増えています。そこで今回の産業まつりでは、ポータブル電源と感震ブレーカーをご紹介しました。これらは、災害時の停電対策、日常での省エネおよび安心安全の観点から注目を集めています。
こうした商材を通じて、弊社が「設備工事・エネルギーソリューション企業」であることを、地域の皆さまにわかりやすくお伝えしたいという思いもありました。
1-3. なぜ地域イベントでの出展か
地域のイベントに出展する理由は二つあります。
ひとつは「地域密着企業」としての姿勢を形にすること。施設修繕や設備更新という“裏方”の事業が多い弊社だからこそ、普段なかなか直接お客様と会う機会が少ない中で、こうした機会を活用したいと考えました。
もうひとつは「社名の認知向上」のため。産業まつりという地域の商工・産業を紹介する場に参加することで、地元の皆さま・多業種の出展者・来場者との接点が生まれ、新しいつながりや気づきが生まれる可能性が高まります。
このような想いを胸に、今回の出展を決定しました。
2. 当日の様子
2-1. 会場・イベント概要
今回の「豊山町産業まつり」は、町内外の事業者が約30社ほど出展し、食品物販やサービス紹介など多彩なブースが並びました。 会場は、10月26日の日曜日、午前から開場され、多くの町民・来場者が訪れました。

2-2. 弊社ブースの展示内容
弊社ブースでは、主に以下を展示・紹介いたしました:
- ポータブル電源(停電時に家庭や事務所で利用可能な蓄電・充電機器)
- 感震ブレーカー(地震の揺れを感知して自動的に電源を遮断し、火災・二次災害を防ぐ装置)
- 既存設備(キュービクル更新、LED照明、業務用空調)など、設備修繕・省エネ提案のご案内パネル
来場者の方には、実機を手に取って見ていただきながら、災害発生時・日常運用におけるメリットを丁寧にご説明しました。

2-3. 天候と来場状況
あいにく当日は雨模様となり、来場者数に懸念を抱いておりましたが、朝から開場前に列ができるほど盛況となりました。多くの方にブースにお立ち寄りいただき、ポータブル電源や感震ブレーカーに関心を示してくださる方も多くいらっしゃいました。
特筆すべきは、通常「産業まつり=食品・物販」系の出展が多い中で、電気・設備系の弊社ブースが異色ながらも「設備・防災」に興味を持ってくださる来場者が想像以上に多かったことです。

2-4. 来場者アンケートと手応え
成約には至らなかったものの、アンケートを40件以上回収することができ、初出展ながら“手応え”と感じる結果となりました。アンケートは集計の上、今後につなげていきたいと思います。
ブースでの反応から、弊社として「多くの来場者に初めて弊社を知っていただいた」「防災・省エネ商材に対する潜在ニーズが確かにある」と再認識しました。


3. 出展を通じて得たもの
3-1. 社員一丸の経験共有
今回は規模こそ小さいながら、弊社として初めて展示会に出展するチャレンジとなりました。ブース設営・来場者対応・アンケート回収・その場でのヒアリングなど、社員全員で準備・運営を行い、「周知/展示/集客」という経験を共有できたことは、大きな財産です。
こうした“場”を経験することで、次回以降の設営・動線・訴求力・接客シナリオなどの改善ポイントが見えてきました。
3-2. 会社の地域認知と信頼性向上
設備工事や不動産事業というBtoBが中心の事業領域ですが、こうした地域イベント出展により、地域の皆さまに「この町で設備・エネルギー・防災を相談できる会社がある」と認知していただくきっかけになりました。地域企業として信頼を醸成する第一歩と位置づけています。
4. 今後への展望と取り組み
4-1. 展示会・イベント出展の継続
今回の成果を踏まえ、今後も地域イベントや展示会出展を継続し、さらなる認知拡大・リード獲得を目指します。特に “防災+省エネ+設備改修” をキーメッセージに据え、参加型の展示やデモ体験型のイベント運営も検討しています。
4-2. 地域密着型企業としてのブランド構築
地域の皆さまに「安心して頼める設備・修繕・省エネの専門企業」として認識していただくため、地元自治体・商工会との連携強化に注力します。
地域の皆さまとの接点を増やしながら、信頼を積み重ねることで、真の“地域に根ざす企業”へと成長していきたいと考えています。
5. 終わりに
今回は雨天という厳しい条件にもかかわらず、多くの来場者にご来訪いただき、弊社の展示内容に関心を持っていただけたこと、社員一同大変心強く感じております。成約に至る段階にはまだ至りませんでしたが、アンケートの回収数・反応ともに今後に向けた明確な手応えを得ることができました。
これを励みにして、今後も地域の皆さまの安心・安全・快適な暮らしを支える設備・エネルギー・防災のソリューション提供に邁進いたします。今後とも、株式会社sqcedをどうぞよろしくお願いいたします。

