建設業許可・経審・有資格者……準備を「面倒な手続き」で終わらせない
私たちは公共工事への挑戦を進める中で、多くの企業が「面倒だ」と感じる準備業務に向き合ってきました。
建設業許可、資格取得、社内制度の整備、施工体制の強化。
確かにどれも手間がかかります。
しかし私たちは、これらを単なる手続きだとは考えていません。
むしろ、これまで下請けとして磨き続けてきた施工品質を、行政や発注者へ正しく伝えるための仕組みだと考えています。

下請け時代に培った「本物の品質」
大手ゼネコンや大手設備会社の現場では、品質に対する要求レベルが非常に高くなります。
図面通りに施工することは当然。
その先にある、
- 不具合を発生させない事前検討
- 工程ごとの自主検査
- 安全と品質の両立
- 関係業者との調整
- 完成後の維持管理まで考えた施工
が求められます。
私たちもこれまで数多くの現場で、その品質基準を学び、実践してきました。
だからこそ、単純な価格競争ではなく、施工品質で評価される会社を目指したいと考えています。
資格はゴールではなく入口
建設業界では、
- 1級施工管理技士
- 2級施工管理技士
- 電気工事士
- 消防設備士
- 各種技能講習
など、多くの資格があります。
資格取得はもちろん重要です。
しかし、資格そのものに価値があるのではありません。
重要なのは、その知識を現場品質へ反映できることです。
資格を持つ社員が増えることで、
- 法令遵守
- 品質管理
- 安全管理
- 工程管理
のレベルが向上し、お客様や発注者に対する信頼につながります。
「QCDSE」を実践できているか
株式会社sqcedの社名は、施工管理で重要とされるQCDSEから生まれています。QCDSEとは、
- Quality(品質)
- Cost(原価)
- Delivery(納期・工程)
- Safety(安全)
- Environment(環境)
を意味し、これらをバランス良く実現することが建設業の本質です。
私たちは、この考え方を単なる言葉として掲げているだけではありません。
例えば品質だけを追求して工程が遅れれば、お客様や発注者に迷惑をかけます。
逆に工期だけを優先して品質や安全が犠牲になれば、本末転倒です。
だからこそ、
「安全・品質・原価・工程・環境」すべてを高水準で実現すること
これが私たちの考える「sqced品質」です。
経審や許可は品質の見える化
公共工事に参入するためには、
- 建設業許可
- 経営事項審査(経審)
- 技術者配置
- 財務体制の整備
などが必要になります。
これらは時に煩雑で、多くの書類作成が求められます。
しかし見方を変えれば、会社の技術力と信頼性を客観的に証明する仕組み とも言えます。
現場で積み上げてきた技術や経験を、第三者から見ても分かる形に整理する。
それが経審や許可制度の本来の役割ではないでしょうか。
「良い仕事をしている」だけでは伝わらない時代
昔は、「この会社は腕が良い」という口コミだけでも仕事が集まりました。
しかし現在は、
- 法令遵守
- 品質管理体制
- 社内教育
- 安全管理
- 資格保有者数
まで含めて評価される時代です。
だから私たちは、これまで培ってきた施工品質を社内の仕組みへ落とし込み、「個人の技術」から「会社の品質」へ進化させようとしています。

まとめ
公共工事への挑戦を通じて私たちが学んだのは、
資格・許可・経審は単なる手続きではなく、施工品質を社会に伝えるためのツールである
ということです。
下請け時代に磨いた技術力。
大手企業の現場で学んだ品質管理。
そしてQCDSEの考え方。
それらを融合し、誰が担当しても一定以上の品質を提供できる組織へ成長すること。
それが私たちの目指す「sqced品質」であり、これからも挑戦を続ける理由です。